
施設長も、いいおっさんになったなぁと思うことのひとつに「ハロウィン」があります。
子どもの頃はもちろん、社会人になった頃でさえ、ハロウィンなんて日本ではほとんど知られていませんでした。
それが今や、すっかり一大イベント。世の中の変化に驚かされます。
とはいえ、正直なところ——
外国の文化を取り入れた行事には、どうも「趣(おもむき)」を感じにくい気がしてしまいます。
自分もクリスマスなどは、それなりに特別な日として過ごしますが、最近は「もう盆と正月でいいんじゃね?」なんて思ってしまうようになりました(笑)。
とはいえ、否定しているわけではありません。
むしろ、今の時代にはこうしたイベントが必要なのかもしれません。
核家族化が進み、人とのつながりが希薄になりがちな今だからこそ、
ハロウィンのように“違う自分を演じる”ことで誰かと笑い合い、交流できる時間は貴重だと思うのです。
そう考えると、「多様化」も悪くないなぁと感じます。
今年も各階でハロウィンの飾りつけをしてくれた“お父さん”。
普段はお正月に親戚が集まり、伝統的(?)なお正月を過ごしているそうですが、
そんなお父さんがハロウィンの飾りつけをしているんですよ(笑)。
「みんな楽しければいいじゃんか〜!」
そんな声が聞こえてくるようでした。
乾燥の季節になってきました。
もしかしたら、自分の“器”も少し縮こまっているのかもしれませんね。
反省、反省!
