共通化

毎月行われている「ユニット会議(1〜3F)」に参加させていただいております。

各委員会の報告や入所者の情報共有などが行われ、その後に内部研修(会議前にやることもあります)も行われます。

前職の教育現場ではほぼ毎日のように会議が行われていましたが、介護現場もなかなか多く、真剣な雰囲気の中にもたまに入所者さんの微笑ましいエピソードも聞けたりするので、現場になかなか出向けない私にとっては貴重な時間です。

人相手の職場は情報共有を頻繁に行わなければ事故にも繋がりますからね。時間外での出勤になる職員もいますが、必要な時間になるので頑張っております。

会議では、施設長が1番にお話をさせていただいております。写真のように立派な位置に座らせてもらうので、少し緊張します(汗)

現場スタッフが一番の花形なのにね…

さて、今回は「仕事の共通化」という内容を職員に伝えさせていただきました。

私がふくろうの郷にやってきて一番に気になったことが「共通化」と「共有化」であります。

現場で行う介護支援に関しては、各職員が同じやり方で行ってもらい(共通化)、そして自分がこれから何かをするとき、または何かをしようとする時もスタッフと声を掛け合ったり、相談し合う(共有化)作業をしてほしいのです。

そこに自分本位な考えが入ってしまうと「自分勝手」な行動になってしまいます。

ここは「ふくろうの郷のサービス」を行う場ですので、職員であるスタッフは共通のサービスをしなければなりません。

どのスタッフもそれぞれ違う人間ですが、町民にとっては「ふくろうの(郷の)スタッフ」という見方をされます。なので、基本的な部分は3フロア共通して同じ仕事をしてもらいたいのです。

また、入所者の方達が「この人は○○をしてくれるけど、この人は○○をしてくれない」のような思いをさせてしまうのは、家族の立場になれば不安になってしまいます。

この内容は昨年春のユニット会議でも伝えたのですが、徹底はできていません。きっと施設長の求める理想が「そんなことまで?」と思っているスタッフがまだいるのかもしれませんね〜 浸透するまでは時間がかかるのはわかってます。私も幼児教育の現場ではかなり理解するまで時間がかかりましたし、自分自身の意識を変える作業はかなり苦労します。

「自分勝手」と「個性を生かす」は紙一重です。後者になるためには、ふくろうの郷のスタッフとして基本的な仕事をし、その上で自分なりの色を発揮してほしいと思っています。

と言いつつ、もしかすると自分を出し過ぎているのは施設長かもしれません(笑)

(そんな噂を聞いたらこっそり教えてください…)

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